3.29 "花いけバトルSPIN OFF in 観音寺" 

去る3月29日。
gaouv rabariにて、「花いけバトル」が開催されました。

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「花いけバトルSPIN OFF」は、
3年ほど前から始まった花いけイベント”LIVIZM 花いけバトル”を本戦とし、そこから派生したスピンオフバトルです。 今回、初の試みとなる地方での開催となりました!


"LIVIZM 花いけバトル”とは、
同じ制限時間、同じ器、同じ花などの条件下でバトラーが花をいけ、観客と審査員がジャッジ。観客は出来上がった作品のみでなく、眼前で繰り広げられる花をいける所作や姿勢も含めて採点します。すべての合計点が高いバトラーが勝者となります。


花いけバトルは、これまで交わることのあまり無かった華道家・フラワーデザイナー達がそれぞれのジャンルの壁を乗り越え、花の可能性を表現したいという一つの想いでつくられた、新しいアプローチのイベントです。
今では熱い瞬間を一目でも見ようという、多くのファンを獲得しています。

雑誌「フローリスト」に毎号大きく掲載されている今とても熱のあるイベントで、国内の花卉業界のみならず多方面から注目を集めています。

5分という制限時間のなかで、器と対峙し、花をいける。
シンプルな戦いのなかで生まれる興奮、会場を取り巻く熱気。
花が持つ力・可能性を感じずにはいられません。

2013年GP王者決定戦の模様はこちらからどうぞ。↓
花いけバトルGP王者決定戦2013



<今回の出演バトラーのプロフィールは以下の通りです>


上野雄次 「極限で闘うアーティスト」

花道家/アーティスト 京都府出身

1988年花いけを学び始める。2005年より「花いけ」のライブ・パフォーマンスを開始。地脈を読み取りモノと花材を選び抜き、 いけることの独自な世界を立ち上げ続けている。創造と破壊を繰り返すその予測不可能な展開は、各分野から 熱烈な支持を得ている。詩人、写真家、音楽家など コラボレーションも多数。2012花いけバトル年間王者。



山村多賀也 「頂点を目指すクライマー」

フローリスト 山口県出身

株式会社はな乃祥(hana no shou)代表取締役 、ドゥジエム代表。1999年 広島市西区に花店ドゥジエムオープン。モダンかつナチュラルな花集めを、店のコンセプトにし店舗・住宅などへの花とグリーンの提案、レッスン、ブライダルなどへ幅広く深く活動中。フローリストレビュー2011ファイナリスト。



塚越応駿 「冷静と情熱のクロスオーバー」

いけばな松風副家元 群馬県高崎市出身

幼少より3世家元塚越応鐘に師事。
大学卒業後フラワーデザインを学ぶため渡英し、2002年(株)ユーアイ入社。
都内および京都の外資系ホテルにて、ウェディングや各種イベントの会場装花業務に携わる。
2009年副家元就任、和と洋それぞれの特性を融合させた独自のスタイルを追求。
他ジャンルのアーティストとのコラボレーションや、国内外でのデモンストレーションなど積極的に活動の場を広げている。



伊藤庭花 「いのちを吹き込む魔法の手」

いけばな作家 東京都出身

小原流いけばなの教授者活動をしつつ、いけばなインスタレーションの作品を発表する。1996年から15年にわたり、エスパスOHARAにおいてI空間を開催。ギャラリーを植物でインスタレーションする作品を毎年展開してきた。ほかに、ロンドン、ニューヨーク、越後妻有アートトリエンナーレなどに出品。



曽我部翔 「花に愛されたロックンローラー」

フラワーデザイナー 北海道旭川市出身

2004年度MERIDIEN CUPグランプリ受賞。フランス『アートフローラル国際コンクール』日本代表。JFTD日本フラワーカレッジ卒業後、横浜・東京都内の有名花店でキャリアを積む。2012年1月より屋号を『Rock’n Rose』とし、フリーランスのフラワーデザイナーとして独立。首都圏を中心に、日本各地で活動中。



細川康秀 「華道界のファンタジスタ」

華月流 家元嗣 香川県出身

香川県に本部を構える華月流にて3代目家元嗣として育つ。 一度は華道の道に進むことに決別し、社会に出ることを選ぶ。 20年間のサラリーマン生活のなかで培った「生きる力」「もてなす心」の大切さ。人の生き方と花の潔い生き様を重ねた時、花のある人生の重要さを伝えたいと感じ、華道界に戻ることを決意。 自分のこれまでの全ての経験を生かし、外の世界から華道界を見た自分だからこそできる人と花を繋げる華道家として邁進中。



平間磨理夫 「時を留める孤高の天才」

華道家 福島県二本松市出身。

早稲田大学卒業。 日本文化の美の本質を追求する視線と、花、器、空間に対する深い思慮によって紡ぎだされる花の世界は、静かでありながら圧倒的な強さを持つ。 常に、花の命を扱う「いける」という行為の意味を問い続けている。



中井慎二 「いぶし銀の凄腕フローリスト」

フローリスト 香川県出身。

1984年 高校卒業後、高松で花店入社 ・JFTD 名古屋大会 JFTD大賞入賞 ・JFTD 宮崎大会  JFTD大賞入賞・JFTD 広島大会  JAPAN CAP入賞 2002年 退社後、独立 2011年 JFTD入会            



そして始まったバトル当日・・・。


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↑香川県での開催ということで、生産者さまからご提供されたフレッシュなオリーブも花材の一部に。


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↑バトラーのお一人、上野雄次さんの著書も限定販売されていました。


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↑それぞれの初戦。ここで勝ち抜いたバトラーが次に進めます。


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↑そのジャッジを決めるのは観客の皆さま。こちらの札を挙げてカウント数の多い方が勝利です。
 野鳥の会、方式です♪


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↑司会進行をつとめられた日向雄一郎さん。ご自身も花美術家としてご活躍されています。
 絶妙なアナウンスと美声が会場に響いていました。当日コメンテーターにまわっていただいた高橋洋子さまとの掛け合いが流れるようで耳に心地よかったです。



rabariでは、ご観覧の皆様に1ドリンクをご提供させていただきました。
rabariらしさを感じていただけるメニュー構成も同時にお愉しみいただけていたなら幸いです。

また、当日shabbatからもスイーツが10種類ほどwadibar店頭に並びました!

そして、開演前には、モスクワ音楽院卒で国内外で活躍されているピアニスト加島華奈子さんに御好意でピアノ演奏を引き受けてくださり、美しいクラシックが会場中に響き渡りました。 
その時間、中世の宮廷と錯覚しそうになりました。 本当にありがとうございました♪





着席85席は、チケット販売後しばらくして完売となり、急きょ立見席をご用意させていただくことに。
そちらも満員となり、当日券の発券を休止とさせていただきました。

ご観覧のお客様には、当店のキャパシティゆえに窮屈な思いをさせてしまったのではないか、着席の場所によっては観覧しにくかったのではないか、立見席のお客様にも存分に愉しんでいただけたのだろうか・・・。
そんなことをずっと考えていました。

イベントの度に、あらゆる可能性を考慮するのですが、今回は初めての140名参加とのことで動きに予想の付きづらい部分も正直ありました。

そんな中、支えて関わってくれた当日スタッフのみんなにただただ感謝でいっぱいです。
この場を借りて、本当にありがとうございました♡

そして、企画運営・集客・接客・設営片付け、に至るまですべてを自分たちでされていたバトラーの皆様、関係者の皆様、おつかれさまでした!





5分間という時間の中で、どのようなパフォーマンスをし、観客を魅せ、また自己も満足できる花をいけるのか、というところには、なんだか各人の”生””人生”をあらわしているように思えていました。

集約された制限のなかでの表現というものを間近に感じられるあの場で、いい刺激と花の魅力を改めて見せつけられた時でした。


花いけバトルは、益々注目を浴び、今後も本戦・SPIN OFFシリーズともに開催されていくようです!

今後またいいご縁があって、rabariでも開催されることがありましたら、その時はご案内させていただきます。



春の幸先に、素敵なイベントがありました、のご報告でした♪
春の花々に感謝を託して。



gaouv rabari 店主一同
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by gaouv_rabari | 2014-04-01 01:14
遠くて 懐かしい ちいさな村ができました。